バイアグラの基本
バイアグラを服用されている方は、バイアグラの基本についてもう十分ご存知かと思われます。
- ひし形のフィルムコート剤の錠剤
- 1シートに4錠入っている
- 青色で、ファイザー社の刻印がされている
- 日本で処方されているバイアグラは、25mg、50mg、ODフィルム25mg、 ODフィルム50mgの4種類である
- バイアグラのジェネリックがある
- バイアグラには副作用と併用できない薬がある
- バイアグラは空腹で服用する
- お酒一緒に服用してはいけない
- バイアグラジェネリックがある
- 服用後30分から1時間半で効果があらわれ始める
- 効果持続時間は4時間から5時間とされている
などが、バイアグラについてよく知られている項目になります。バイアグラの錠剤や服用方法のみでなく、他にも知っておくと便利なことはたくさんあります。
バイアグラの服用後に異変が!
心臓疾患やその他の疾患と診断されことがなく、健康に自信がある方にもその日の体調次第で、異変が起きてしまう場合があります。
このような緊急の事態が発生してしまった場合、当の本人から医師へ説明できない場合もあります。普段からパートナーの方にも、バイアグラを服用していることを述べ、緊急の事態に医師へ「バイアグラを服用している」ことが伝わるようにしておきましょう。
知られていないバイアグラ服用者への一言
バイアグラの副作用についておさらいしておきましょう。バイアグラの副作用の症状として、顔の火照り・胃痛・胸焼け・頭痛・腹痛・消化不良などがあげられます。
新しい注意点として、付け加えていただきたいことがあります。
- バイアグラを長期にわたり服用する必要がある場合には、眼科検診へ
これは、バイアグラの副作用として光に敏感になってしまったり、色が変化して見えてしまったりすることがあり、バイアグラの長期使用において、目が痛んでしまっている可能があるからです。眼科検診を訪れた際に、そのような兆候の有無を確認しておくと安心です。
いざ病院へ!バイアグラ処方前の問診
初めてバイアグラを服用される方は、男性専用のクリニックなどを受診されるかと思われます。その際に、慌てなくて済むようあらかじめ答えを用意しておきましょう。
可能性の高い問診内容として
- 以前、治療薬によってアレルギーを起こしてことがあるか?
- 心臓疾患があるか?
- 心臓疾患などで服用している医薬品名
- その他、服用中の医薬品の有無
- 肝疾患・腎疾患の有無
- 血圧(高・低)
- 脳梗塞または脳出血を起こしたことはあるか
- 網膜色素変性症の有無
- 陰茎の病気
- 血液の病気の有無
- 勃起薬の服用経験
などが、一般的な問診内容になります。
バイアグラとバイアグラジェネリックの選択方法
驚くほど数々の種類が存在する、バイアグラジェネリック。バイアグラファンとしては選択肢に迷ってしまいます。
製造元・生産国で選ぶ
海外ジェネリック医薬品に抵抗がある、もしくは未だ信用できる個人輸入代行業者が見つかっていないなど、国産バイアグラを選択される理由は様々です。バイアグラジェネリックを製造・販売している製薬会社を知っておくのも良いかもしれません。
値段で選ぶ
経済的にも勃起不全にも効果があるのが、バイアグラジェネリック。水なしタイプの勃起薬から、フィルムタイプ、早漏防止効果のあるタイプなど、様々ですが、値段はやはり日本国内で処方されているバイアグラよりもはるかに経済的といえます。
ブランドで選ぶ
勃起不全への効果はどれも同じですが、主成分が違うために異なる点もあります。
例えばシアリスまたは、シアリスジェネリックに含まれている、タダラフィルの効果の持続は24時間から36時間とされているなど、用途によっても選ぶ理由が変わってきます。
飲食の不可や、効能持続時間などを見比べてみると良いかもしれません。
バイアグラで陰茎ダメージ?
バイアグラを服用された方の中で、射精後の精子の中に血液が混ざっていたという方もいます。これは、陰茎内(精菅・睾丸・精巣上体・前立腺のどれか)に、元々軽いうっ血や炎症を起こしていた場合に、バイアグラの血管拡張作用で精子の通過経路に影響し出てしまう症状です。基本的には自然治癒する症状ですが、1ヶ月以上続くようであれば受診しましょう。
糖尿病だけど服用したいバイアグラ
勃起不全は、糖尿病患者の方に多い症状ともいわれています。糖尿病の治療薬の中には、バイアグラと併用できないものもあります。
併用服用できる治療薬として、有効成分をアナグリプチンとする糖尿病治療薬スイニーがありますが、体にすでに疾患をお持ちの方は、医師に相談するべきです。
緑内障とバイアグラ
緑内障だからといって、バイアグラを服用できないことはありません。緑内障自体に問題があるのではなく、使用している点眼薬によってはバイアグラとの併用には注意が必要です。
- ニプラジロール点眼液0.25%
- ニプラジロールPF点眼液0.25%
- ニプラノール点眼液0.25%
- ハイパジールコーワ点眼液0.25%
これらの点眼薬には、バイアグラとの併用禁忌である硝酸剤に似た血管拡張作用があり、併用はやはり控えた方が良いでしょう。