1. 早漏と女性・パートナーに対する気持ち

 

早漏の男性たちの多くは、自分が早漏であることを気にして心配しています。セックスで女性を満足させてあげることができること、喜ばせてあげることができることは、男性としてプライドと自信と尊厳を感じることができるための重要な要素になります。お互いが気持ち良く幸せ感を感じることができることは、パートナーとの円満な関係を保つ上でも大切な要素となります。

早漏の原因のほとんどは心因性だといわれております。

ということは、パートナーの女性の方が早漏の男性に気遣ってあげることはとても大切なことになります。

セックスの不満を感情的に発散してしまっても、男性の心を傷つけてしまうだけで逆効果になってしまうことを女性たちは知る必要があるでしょう。

射精脳の反射神経がコントロールしています。自分で意図してタイミングを全てコントロールができない神経系の伝達が司っているのです。早漏という症状自体が、射精のタイミングをうまくコントロールすることができないろいうことをいいます。ただし、医学的に早漏と診断されるには膣に挿入する以前、あるいは挿入してから1分以内に射精してしまうことが早漏となっていますので、1分以上持ちこたえることができる方は医学的には「早漏」とは診断することが必ずしもできない状況です。しかし、多くの男性たちは自分が「早漏」なのではないかという心配と不安を抱えています。

早漏症の男性の中には自分でも快感をしっかりと感じることができない早い段階で射精してしまい、落ち込んだり傷ついてしまっています。ただでさえ傷ついているのに、追い打ちをかけるようにパートナーの女性から冷たい言葉を投げかけられたら、トラウマになってしまい早漏の症状がより進行してしまうかもしれません。関係性にヒビが入ってしまう結果にもなってしまいます。男性のそのようなガラスのような心を気遣ってあげて、気づかないふりをしたり、一緒にいるだけで幸せということを言ってあげたり、そのような気持ちを言葉ではなく行動で示すことが良いでしょう。

 

  1. 早漏の男性の気持ち

 

早漏の男性の気持ちは、早漏でセックスをしてしまった後、だいたい以下のようなネガティブな感情を感じています。

・はずかしい

・男性としてのプライドが傷つく

・自尊心が傷つく

・うまくコントロールできないことでフラストレーションを感じている

・申し訳ないなどの罪悪感を感じている

もちろん個人差がありますので全ての男性がこのように感じているとは限りません。しかし、傷ついて気にしていることは確かでしょう。

 

  1. 早漏の男性とセックスした後の女性の反応

男性の射精のメカニズムはある程度コントロールすることは可能ですが、射精のタイミングは自分自身が決めるのではなく、脳からの伝達により行われるのでコントロールすることは簡単なことではありません。

射精のタイミングをうまくコントロールできない症状自体が早漏や遅漏であるとも言われています。

このような状況において男性自身が傷ついている時に、パートナーの女性の方の反応は男性を回復させることも、早漏の状況を悪化させてしまうことにも繋がるとても重要な要素となります。

1) 思っていても言ってはいけない女性の一言

早漏の男性に言ってはいけない女性の一言には以下のような言葉が挙げられます。

「早いね」

「もう終わり?」

「気にしないで」

「大丈夫だよ」

早漏の男性には気遣いが大切です。「早かったね」や「もう終わり?」は論外で言ってはいけませんが、自分が満足できなかったことや不満があることを「気にしなくてもいいよ」、「大丈夫だよ」というように取り繕うようなことを言ってしまうことは男性をより傷つけてしまいます。一見、男性を気遣うような言葉のように思えますが、嫌だったことがバレているので男性としては傷ついてしまうのです。

 

2) 早漏の男性が女性に行って欲しい反応

 

早漏の男性が女性に望む反応は、早漏であるにも関わらず、それでも自分と一緒にいて幸せだということを表現して欲しいのです。セックスは男女の絆を深めるためのスキンシップとして大切な行為ではありますが、セックス自体が関係性にヒビを与えるようでしたら、自分自身の気持ちと意図をよく省みる必要があります。セックスで満足感を与えられたら好きというような条件付きの愛情は男性を傷つけることになります。欲しいものがあったら、欲しいと行って泣いてねだるのではなく、逆に早漏のセックスだったとしても無条件の愛情を与えてパートナーの男性を抱きしめてあげるなどの愛情表現をすると、男性の心は癒され、次第に早漏は回復していくかもしれません。早漏が原因で別れてしまうというような悲しい結果には少なくとも終わらないでしょう。

 

3) 早漏のメカニズムと女性

 

早漏はストレスやプレッシャーを与えることが逆効果ということを女性は知る必要があります。また、女性が早漏の男性へ思いやりを示す方法として、男性の射精のメカニズムをよく理解することが大切です。射精は私たちが手足を動かしたりするための神経である運動神経とは別の神経系が司どり行われます。言い換えれば、射精のタイミングを意図通りにコントロールすることはほとんど不可能に近い行為なのです。私たちが興奮をしたいと思って興奮をすることが難しいように、射精をしようと思って射精をすることも難しいのです。

自律神経系の交感神経部分射精の活動を担っており、交感神経系に許容範囲のピークに達するほどの多くのエネルギーや刺激・興奮を与えられると、射精する指令が伝達されることになります。交感神経系ストレスにも反応することから、男性は自分の意図とは裏腹にストレスを感じたり、緊張するともっと早く射精してしまいます。

ペニスを持たない女性にとって射精の時の感覚や経験をよく理解することは難しいことではありです。こういう時にこそ相手への思いやりと愛情を持って接する必要があるでしょう。

早漏は単に男性が自分だけの快楽を追求しているために起こっている現象ではないことをパートナーの女性たちが知ることは大切なことです。

 

男性もコントロールしたいのにできずに苦しんでいること、満足させてあげたいけどできないことで自分自身も傷ついてしまっていること、自分の気持ちと関係なく射精してしまうことに関してフラストレーションを感じたり落ち込んでしまっていることを知ると良いでしょう。

早漏は自己中の現れでもなく、パートナーの女性を気遣っていないことでもないことを理解することが大切です。早漏のセックスを重ねると女性としては相手の男性が自分のことを愛していないのではないかと勘違いして不安になってしまうことがあります。また、男性の方でも愛情表現をしたいのに、うまくできないことに関して焦燥感を感じ、結果を出せないことに関して不甲斐なく感じてしまうことがあります。そのことを相手に理解してもらえないことに対しても不満や悲しみ、自分に対する憤りも感じてしまっています。パートナーのことを想う気持ちがあるのであれば、違いを理解し、相互理解をすることが大切です。

 

  1. 早漏の解決策

早漏の解決策として、早漏スプレーや薬などを用いたり、早漏防止の成分であるダポキセチンを服用することもできます。また、パートナーの方と協力してトレーニングを行うこともできます。

手術や注射などは最後の手段になるかもしれません。

加齢で早漏になってしまった方は精力剤などを服用して少しずつ体質改善をすることができます。

男性の性質として自分の弱い気持ちを隠したがる傾向があります。しかし、自分の気持ちを隠せば隠すほど誤解は増え、溝は深まってしまいます。女性としては、そのような弱いところも見せて欲しいという母性愛的な感情がありますので、早漏で苦しんでいることを相手の女性に伝えてあげて、一緒に協力して欲しいと伝えると関係改善に繋がるでしょう。自分の気持ちを相手に正直に伝えることが大切です。このように自分の最も弱い部分も、強い部分も相手にさらけ出すことでお互いの絆が深まっていくことでしょう。

まとめ

ペニスのない女性にとって早漏の男性の気持ちを察することはたやすいことではありません。しかし、お互いを信頼し心を開いて早漏克服に向けて前向きに行動すると、早漏がきっかけにお互いの絆が深まるきっかけにすることにもなりえます。希望を持って前向きな行動をとりましょう。